岩手県滝沢村・ボードゲーム関連の話題
by kubota_ya
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「ごいた」の紹介
ごいた(娯慰多)」は石川県能登町宇出津で伝承されている
伝統ゲームです。能都町では「ごいた保存会」を設立し
毎年、全国大会を開催するなどして普及と保存を行っているようです。



実際に見たこともやったこともないのでWeb上の情報の
受け売りですがルールの紹介をさせていたさきます(汗。
間違いあればご指摘願います。

1.用具(駒・盤)

将棋の駒に似ているが、全て同じ形・大きさ、裏は無地となって
いるので裏から見て何の駒か判らないようになっています。
材質は正式には真竹とのこと。
駒の種類は
「王」(だま)、「飛」(ひしゃ)、「角」(かく)‥各2枚
「金」(きん)、「銀」(ぎん)、「馬(桂)」(ばっこ)、「香」(ごん)‥各4枚
「し(歩)」(ひょう)‥10枚 の計32枚 

盤‥「パチリ」といい音が出るような普通の板であればよい。
通常は将棋盤や碁盤を使用している。

2.ペア(組)決め

ゲームは2人一組のペア戦で4人で行います。
ペア(組)の決め方は、同じ位の駒2枚ずつ2組の計4枚を裏にして
4人がそれぞれ1枚ずつ取り、同じ位の駒を取った人同士が組になり
向き合って座ります。また位の高い方の組のうち一方が最初の親になります。

3.駒の配り方

駒はかき混ぜた後、32枚全てを裏にして
盤上に丸く輪を書いたように並べ、親から左回りに順に
1枚づつ駒を取り、各人8枚づつ駒を持ちます
「親は駒が見えないように上を向き(これを「あごのく」という)
親でない方の組の一人が任意の駒を押さえ、
親が「それ」とか「1つ前」と言って、最初に取る駒を決める。」
そうです。

4.ゲームの方法

基本的には親から順番に駒を2枚づつ出して行き
先に片方が全部(8枚)の駒を出した方の組がその回の勝ちとなり
上がりの駒(最後に出した駒)によって点数がつけられ
何回か勝負を行い、先に取り決めた点数(150点、200点等)に
達した組の勝ちになります。

但し、最初に配られた駒の「し(歩)」の枚数により
その回の勝負がつく場合があります。

(1)八歩(はちふ)‥手駒の8枚全てが「歩」である状態。得点は100点です。
(2)七歩(しちふ)‥
手駒のうち7枚が「歩」で残りの1枚だけ「歩」でないものの状態。
得点はその「歩でない残り駒」の2倍の得点になります。
(3)六歩(ろくふ)‥手駒のうち6枚が「歩」で2枚が「歩」でないものの状態。
得点は残り駒のうち高いほうの点数。
(4)五歩(ごふ)および 十歩(じゅうふ?じゅっぷ?)‥ 
手駒の中に「歩」が5枚あったら、相棒(パートナー)と相談して
そのまま続けるか、その回を流して配り直すことを選択できます。
なお流れても親は移動しません。
片方が「五歩」を公表した時、パートナーも「五歩」であったらこれは「十歩」で、
このときはその時点で「十歩」を作った方が勝利でゲームは終了します。

手駒の「歩」の数の確認が終わるといよいよゲームに入ります。
親の第1打は2枚のうち、1枚は駒を伏せて出し、
もう1枚を表にして出します。(「打ち出し」といいます)

次の人(左回り・親の右隣)は、表にして出された駒と同じ種類の駒があれば、
その駒を出すことができ、更にもう一枚駒を出せます。
同じ種類の駒がないときは「なし」と言い、駒を出すことができません。

但し「王」の駒は「飛・角・金・銀・馬」の駒として使え
「飛・角・金・銀・馬」を出されたときに「王」を出す
ことが出来ます。このことを「王で切る」と言います。
#「王」の駒は1枚目が「切る」に使われるまでは
攻め駒として使用できない。
#↑ただし自分で王2枚持っている場合は自分の場における2回目以降で王で
攻めることができる。(追記2013.10.23)

また作戦上、出せる駒を持っていても「なし」と
言って駒をださないこともできます。

「なし」が3人続いて一巡した時には、駒を出した人が
新たに、親の第一打の時と同様に1枚は駒を伏せて出し、
もう1枚を表にして出し、次の人の番となります。

こうして8枚の駒を先に出し切った方の組が勝ちになり、
上がりの駒(最後に出した駒)によって点数がつけられます。

駒の点数は「王」‥50点
「飛」、「角」‥40点
「金」、「銀」‥30点
「馬(桂)」、「香」‥20点
「し(歩)」‥10点  です。

特例として、最後の2枚が打ち出しとなる上がりの場合で
その2枚が同じ駒である場合は、その駒の点数の2倍となります。
例えば最後に「銀」と「銀」で上がると、30点×2で、60点となります。
(#注:銀で攻められて、銀で受け、銀で上がっても30点です。)

勝負がついたら親を右側のプレーヤーに替えて前の回に上がった人が親になり、
次の回(ディール)に入ります。
こうして何回か勝負を行い累計が先に取り決めた点数(150点、200点等)に
達した組の勝ちになります。

[参考サイト]
伝承娯楽「ごいた」「ごいた」入門奥能登オヤジのログハウス
ごいた館
全日本ごいた大会宝さがし(ごいた)
能都町伝承娯楽ごいた保存会(能都町商工会
伝統ゲーム・ごいたボードウォーク・コミュニティー
【mixi】伝承娯楽「ごいた」コミュ
[参考文献]
FGAMEの過去ログより草場純さんの「ごいた」についての発言記事(感謝)。
但し「ごいた入門」の記載のルールと異なっている部分については
「ごいた入門」の方のルールに基づき書かせていただきました。
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by kubota_ya | 2005-08-25 00:00 | ボードゲーム・レビュー
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